ご紹介ページ
ここでは、e-book「家にまつわる ゆくりない話」をご紹介しています。
ゆくりない とは、
意外なとか予期しないとか、そういった意味あいです。
さて、家を建てるということは、我々庶民にとっては、
一生に一度あるかないかの大きな買い物であり、また、
人生における一大イベントと言っても過言ではないと思います。
それゆえ、いつ、どこに、どんな家を、どれくらいの予算で建てるのか?
それを決めるには、
相応の時間や日にちをかけて検討することでしょう。
しかし、それくらい慎重に検討したにもかかわらず、盲点というか、
新居に住み始めてから初めて気付くことって、
思いのほかたくさんあるものです…。
詳しくは省きますが、
ええっ!こんなはずじゃないのに… とか、そんな話、聞いてないよ…
なんてことも少なくないのです。
本書では、そういった
家に関する想定外のこと のいくつかをご紹介しています。
ただ、家に関するうんちく本はいろいろ出版されていますし、
WEB上にもまとめページがありますので、
専門的なことを詳しく知りたいという方には、
本書はあまりお奨めできそうもありません。
なぜなら、本書は、
そういった専門的知識に基づいて書かれたものではないからです。
では、何が基かというと、
ある人が実際に体験したことが基になっています。
実は、当初、この本のタイトルは、
「Nさんが破産した理由」 とする予定でした。
すなわち、(筆者)とNさんとの対談の内容を話の骨子として、
「Nさんが破産申立てするに至ったプロセス」について、
その経緯・経過をまとめるつもりでした。
しかし、Nさんは金銭面で窮地に追い込まれ、
いわゆる「負け組」へ追いやられただけかと思いきや、
転んでもただでは起きあがりませんでした。
Nさんは新居で約10年暮らすうち、
住宅や土地柄、周囲の環境の変化などを目の当たりにします。
それにともないNさんは、聞きかじりとはいえ、
家に関する独自の見識を深め、彼なりのビジョンやコンセプトを
持つようになったのです。
それゆえ、本書は、
Nさんが、「破産申立てに至ったプロセス」を述懐するだけではなく、
それと併せてNさんが体感し、体得した
家にまつわるゆくりない話
のいくつかを呈するような構成としました。
ちなみに、本書における対談は、堅苦しい表現はできるだけ使わず、
時にはシリアスに、時にはコミカルな 会話方式 としました。
とりわけ、Nさんが語ることは、
彼が日々生活する上で実際に経験したことばかりなので、
机上の空論とは違って身につまされるようなことも多く、
読む人によっては、
目から鱗
と言えるようなことについて触れているかもしれません。
近い将来、家を建てようと計画中の方、
家が完成してから後悔することのないよう、
本書をご一読されることをお奨めします。
微力ながら、何かのお役に立てるかと存じます。
さて、本書がどんなものかは、実際のページをご覧いただければ
おわかりいただけると思いますので、本文の冒頭部分と、
対談の様子のごく一部をサンプルページとしてご紹介します。
本文冒頭 より抜粋
*********** とある夫婦の会話 **************
A子 ねえ、E男さん、先月○△スーパーで偶然逢ったSさんて、
昔の知り合い?
E男 S? ああ、あいつはガキの頃の同級生さ…。
Sは小学校五年のとき、関西から転校してきたんだけど、
俺たちからすればずいぶんと垢抜けしたヤツでさ、六年生
の頃はよくあいつの家に遊びに行ったもんだよ。
A子 へえ、そんな古くからのつきあいなんだ…。
E男 ああ…。でも、最近は4年に一度のクラス会でしか会わなく
なっちゃったけどな…。
A子 ふ~ん、そうなんだ。やっぱり、社会に出ると縁が薄くなり
やすいよね…。
それでさ…、あのとき、E男さん言ってたわよね?
「何だか、少しよそよそしかったなぁ」って…。
E男 ああ、そうだね…。よそよそしいというか、何となく元気がない
なって感じたね。
あいつは、中学の頃は剣道部でさ、放課後は「メ~ン!」だの
「ドウ!」だの、奇声をはりあげて体育館の中を走り回って
いたんだよ。
つまり、Sはいつも元気いっぱいだったってことさ。
ちなみに俺は、卓球部だったけどね…。
で、何で今頃あいつのことなんか訊くんだい?
A子 従姉妹のK子に渡さなきゃならないものがあって、
昨日パートの帰り道に、◇△不動産に寄ってみたのよ。
E男 ◇△不動産? ああ、K子ちゃんが勤めてるところか?
あそこの社長は、俺もよく知ってるよ。あれは釣りバカだな…。
A子 あ、そう。
K子はあいにく出掛けててね、またあらためて寄ればいいか
って思ったんだけど…、たまたま、事務所に社長さんがいて
ね…。
社長 「すぐに戻ってくるはずだから、K子さんの椅子にでもかけて
待っててくださいよ」
A子 「ええ~?部外者なのに、いいんですかぁ?」
社長 「うちは見られちゃ困るようなものは置いてないから、
かまわんですよ」
E男 ふう~ん。それで?
A子 K子の机の上に「官報」って、新聞みたいなのが目に止ま
ったから、何だろう?って思って、訊いてみたのよ。
A子 「社長さん、この 官報 って、何ですかぁ?」
社長 「ああ、それ? 業界人が読む新聞みたいなものだよ…。
興味があるなら、 見てもかまわないよ」
A子 それで、いくつかぺらぺらとページをめくってみたんだけど、
そこに偶然、Sさんの名前を見つけちゃったのよ…。
E男 Sの名前? てゆうか、官報ってなんだい、そりゃ?
A子 私も初めて見たんだけど、国が発行している新聞みたい
なものだって…。
それには、国や行政の決定事項とか国家試験の合格者、
個人破産した人の名前などが掲載されるんだけど、
社長さんが言ってたように、おそらく業界人しか見ないと
思うわね。
E男 へぇ、そんな新聞があるのかぁ…、知らなかったよ。
じゃあ、Sは何かの試験でも受けたんだろうか?
A子 それならいいんだけど、個人破産者の欄に名前が
あったのよ。
E男 ええ~、そうなのか?
A子 でも、Sさんて、石を投げれば当たるような苗字だから、
同姓同名の別人かもしれないけどね…。
E男 ふうん。あいつが、破産ねえ?ちょっと考えられないなあ。
なんせ、あいつは金の貸し借りが大嫌いなヤツだったん
だよ。
何でも、父親が飲んだくれで、あちこちに借金があったら
しくてさ、「僕は親父みたいにはならないよ」と言ってた
くらいだからね。
A子 なにも、借金だけが破産の原因とは限らないと思うけど…。
もし心配なら、Sさんに電話でもしてみたら?
E男 いいや、それはヤバイっしょ。もし、マジだったら
何を話したらいいかわからないよ…。
A子 それもそうね、同姓同名の人違いならいいけど、
もし本人だったら洒落にならないかもね…。
E男 だろう?
だいいち、あいつとは金の貸し借りもないんだし、冷たい
言い方かもしれないけど、俺たちには関係ないっしょ?
A子 まぁ、たしかにそうだね。でも…、うちは大丈夫よね?
E男 大丈夫よね?って、何が?
A子 何が?って、ある日突然「首が回らなくなった」なんて、
言い出したりしないよね?ってこと。
今でさえ、家と車のローンが家計を圧迫してるんですけど…。
E男 俺は大丈夫さ。仕事はそこそこ順調だし、家庭もまあまあ
平穏無事だろ? 事故や怪我もないし、大病も患っていない。
俺は、タバコは吸うけど酒は飲まない。パチンコや競馬も
やらないし、株や投資にも興味はないね。
つまり、家と車のローン以外には大きな借金なんて
抱えてないし、たとえ身内や親族から拝み倒されても、
連帯保証人だけは引き請けるまいと決めているんだよ。
A子 そう、なら、安心した…。それくらい、しっかりガードを
固めているなら大丈夫よね?
E男 ああ、大丈夫だとも…。
*********************************************
おやおや、はたして、本当にそうでしょうか?
本当に、大丈夫だと言い切れるのでしょうか?
たしかに、あらためて自分の身の上を振り返ってみても、破産を招く
ような事案や要素が見当たらないとしたら、どこの誰が破産しようと
自分には無縁のこと、「対岸の火事」くらいにしか思えないかもしれ
ません。
ですが、おしなべて人の世は、「禍福は糾える縄の如し」と例えられる
ように、 幸福と不幸とは、常に背中合わせ と言っても過言ではない
のです。
これからご紹介するNさんも、やはり、
「誰が破産しようと自分には無縁の話だ」と思っていました。
Nさんは、可もなく不可もなく、平々凡々、いわば順風満帆と
言える日々を過ごしていた一人でした。
でも、そんなNさんは、あることがきっかけで、
まるで運命に背中を押されるかのように、やむなく自己破産と
いう苦渋の選択を余儀なくされたのです。
その「あること」とは、「家を建てたこと」でした。
ただ、ここで誤解のないよう、あらかじめお伝えしておきますが、
本書はけっして、
「家を建てると自己破産する」などと論じるものではありません。
順風満帆とも言える人生を歩んでいたNさんが、たまたま、
「家を建てたこと」が遠因で、挙句、「破産申立てをせざるを得なくなった」
なぜ、そうなってしまったのか、そのプロセスについて記すものです。
本書は、聞き手(筆者)とNさんとの対談形式とし、破産申立てに至った
プロセスとして、Nさんの体験談、とりわけ失敗事例を中心に話を進めます。
なお、ここでいう失敗事例とは、サブタイトルにも記したように
「家を建ててから気付いたのでは遅いこと」などです。
裏を返せば、「家を建てる前に知っておくべきこと・やっておくべきこと」
とも言えるでしょう。
おおまかには、住宅ローン・土地選び・家のレイアウト・家を取り
巻く環境・家に関する自治体の制度等、さまざまな切り口から、
「何が可で、何が否か」を掘り下げていきます。
また、それと並行して「Nさんのような失敗をくり返さないため
には、何をどうしたらよいのか?」それについても言及します。
はたして、これを読まれた方は、Nさんの「二の舞」や「失敗の轍」
を踏んだりしないよう、Nさんの体験談を反面教師として
役立てて頂ければ…と思います。
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「当商品についての注意書き」
1. 当商品に記載された次の内容は、個人の感想を述べたものであり
全ての方に該当するものではありません。
① 住宅ローンに関すること
② 不動産業・銀行業に関すること
③ 職業・転職に関すること
④ 土地環境・自然現象などに関すること
⑤ 国や自治体の制度等に関すること
⑥ 弁護士・興信所に関すること
⑦ 裁判所に関すること
⑧ 個人破産に関すること
2. 当商品の本旨は住宅ローンと個人破産との因果関係を定義付ける
ものではありません。
3. また、個々の事象については、個人の感想を述べたものであり、
問題提起したり、関与する人物・団体等を誹謗中傷するものでもありません。
4. 本文中における対談は、取材した事実に基づくフィクションです。
特定の個人や団体等とは一切関係ありません。
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目 次
1.Nさんについて
2.PROCESS
2-1 住宅ローン
2-2 失業と転職
2-3 家を建てた理由
2-4 家を建ててわかったこと
2-5 家が競売に…
2-6 破産申立て
3.EPILOGUE
続いて、本文中の「対談」の、ごく一部をご紹介します。
「2-4 家を建ててわかったこと」 より抜粋
サンプル①
(筆者) なるほど…。でも、みんなそんなことは承知のうえで
家を買ったり建てたりしているのではないでしょうか?
家を建てるということは、ただ単に家を買うのではなくて、
家族の将来のために、夢を買うということでもあるのでは?
Nさん おやおや、君は不動産屋の回し者だったのかい?
評価額1,000万円の家を、家族や将来のためだとか言って
2,000万円とかそれ以上も出して買う人がいるのかい?
つまり、現実は、誰しも不動産の評価額なんかまったく
知らされずに、高い代金を払っているってことじゃないの?
それとも、不動産屋は契約書にサインするときに、
「この家は完成して、登記したあとは○○円の評価額になります」
と教えてくれるとでもいうのかい?
(筆者) ……。
Nさん だから、わかりやすくいうと、家を新築しようなんて考えを ………
サンプル②
(筆者) そんなに非常識だったのですか?
Nさん ええ。 夜になると庭でバーベキューをやるんですよ。
それが…、風が吹いていようがいまいがおかまいなし。
おかげで、うちの北側の窓からは油っぽい臭いが
たくさん入ってくるんです、当然煙もね。
(筆者) 完全に行楽地気分というわけですな…。
Nさん それだけならまだしも…、旦那は音楽の教師だか何だか
知らないが、庭にギターを持ち出して歌うんですよ。
しかもそれが深夜24時くらいまで続くんです…。
(筆者) そんな体なら、Nさん以外の隣近所も黙っちゃいないでしょうに?
Nさん それが…、不思議なことに ………
サンプルとしてご紹介できるのは、これくらいです。
この続きは、是非、本文をご覧ください。
くりかえしますが、
近い将来、家を建てようと計画中の方、
家が完成してから後悔することのないよう、
本書をご一読されることをおすすめします。
微力ながら、何かのお役に立てるかと思います。
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「当商品についての注意書き」
1. 当商品に記載された次の内容は、個人の感想を述べたものであり、
全ての方に該当するものではありません。
① 住宅ローンに関すること
② 不動産業・銀行業に関すること
③ 職業・転職に関すること
④ 土地環境・自然現象などに関すること
⑤ 国や自治体の制度等に関すること
⑥ 弁護士・興信所に関すること
⑦ 裁判所に関すること
⑧ 個人破産に関すること
2. 当商品の本旨は住宅ローンと個人破産との因果関係を定義付ける
ものではありません。
3. 個々の事象については、個人の感想を述べたものであり、問題提起
をしたり、関与する人物や団体等を誹謗中傷するものではありません。
4. 本文中における対談は、取材した事実に基づくフィクションです。
特定の個人や団体等とは一切関係ありません。
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特商法表記
1. 販売業者 浅見雄一郎
2. 運営者 浅見雄一郎
3. 所在地 千葉県茂原市弓渡1189-27
4. 電話 0475-34-7648
5. 不在時 販売者(運営者)不在のため留守電の場合後日折り返させて頂きます。
※電話セールス(有料広告の勧誘等)は固くお断りします。
6. e-mail qumoske△gmail.com ※送信の際は△部分を@に替えてください
7. 販売URL http://qumoske.mmo-fps.com/書庫
8. 商品名 家にまつわる ゆくりない話
9. 商品仕様
9-1 ファイル形式 PDFダウンロード版
9-2 ファイルサイズ 266 Kb
9-3 総ページ数 100頁
※アドビリーダー(フリー版)入手先 → http://get.adobe.com/jp/reader/otherversions/
10. 販売価格 2,700円 (税込)
11. 支払方法 クレジットカード決済またはコンビニ決済
12. 商品代金以外の必要金額について
※コンビニ決済に関わる手数料は、お客様でご負担願います。
13. 申込の有効期限
※14日以内にお願いします。14日間入金がない場合はキャンセルとさせていただきます。
14. 商品の引渡し時期(ダウンロードの場合)
※代金決済完了後14日以内に、Infotopユーザーマイページよりダウンロード。
15. 商品の引渡し方法
※Infotopユーザーマイページよりダウンロード。
16. 返品・返金について
※情報という特性上、返品および返金には応じられません。あらかじめご了承願います。
17. 不良品について
※ダウンロード可能回数は不測事態(天災・停電・PC故障等)を鑑み最大3回まで可能に
設定してあります。 当該事由以外での再ダウンロード及び返金等には応じられません。
あらかじめご了承願います。
18. 表現、及び商品に関する注意書き
※本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証する
ものではありません。
※当商品は住宅購入や住宅ローン利用、社会制度のあり方等を糾弾または問題提起
しようというものではありません。
19. 医療関連商品についての注意書き
※対象外
20. 美容・健康関連商品についての注意書き
※対象外
21. ギャンブル関連商品についての注意書き
※対象外
22. 投資関連商品についての注意書き
※対象外
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