2011/09/09 Category : 雑記帖 秩父夜祭の「笠鉾」 現在私は千葉県民ですが、本籍地は秩父市で今でも秩父とは何かと縁があります。また、秩父といえば「秩父夜祭」が有名ですが、秩父夜祭といえば 笠鉾!というわけです。都合、ほんの少しだけ 秩父夜祭の笠鉾 について触れておきます。写真は、1983年12月3日に秩父神社の境内に飾られた、勇壮、かつ、雅な 笠鉾(実は花笠) です。写真中央の下の方に小さく写っているのが若かりし頃の私ですが、この笠鉾がいかに巨大なものか、おおよそお分かりいただけると思います。※古い写真なので見づらいのはご勘弁願いますなお、写真の笠鉾は、地元の人によると「20年に一度しか飾られない貴重なもの」なのだそうです。つまり、この次に一般公開されるのは13年後の2023年ということになります。でも、その昔私にそう教えてくれた(当時屋台に乗っていた)人は数年に渡り入院していたのですが、過日薬石の効なく亡くなってしまったため、真偽のほどは不明です…。実は、つい最近まで私は「笠鉾は単なる飾り」だと思っていました。また、夜祭の日に曳き回される山車6基はすべて「屋台」だと思い込んでいました。しかし、6基のうち4基が屋台であり、残りの2基は笠鉾だということ、そして、もともとはその笠鉾の上に、巨大な「花笠」を乗せて曳き回していたこと、しかし大正時代に秩父市中に架線が引かれ、巨大な花笠を乗せたままでは曳き回せなくなったため、それ以降は屋台の姿で曳いていること、などなどいろんなことが判りました。つまり、私が今までずっと「笠鉾」と思い込んでいたのは、笠鉾の上の「花笠」だったというわけです。※ 「花笠」の実物をご覧になりたい方は「秩父まつり会館(秩父鉄道秩父駅そば、秩父神社隣り)」を覗いてみてください。 PR